電験三種の勉強時間はどれくらい?独学・未経験者のリアルな目安

電験三種の勉強時間はどれくらい?独学・未経験者のリアルな目安

電験三種に必要な勉強時間を知りたい人向けの記事です。

以下の読者層を想定しています。
・自分はどれくらいかかるのか
・現実的に合格できるのか
・どうすれば短縮できるのか

【結論】合格までの総時間(僕の実績)

管理人イチの場合、約800時間で4科目合格出来ました。

数学が苦手(二次方程式って?)な状態からスタートした僕の場合、約800時間かかりました。


【管理人イチの受験前の学力】

・電気工事士1種、2種 合格済み
・日商簿記2級 合格

「電気工事士持ってるなら多少有利なのでは?」と思われるかもしれませんが、

電気工事士の筆記は完全に丸暗記で合格しています。
計算問題は全捨てです。

つまり、計算力に関してはほぼゼロスタートでした。

この記事で伝えたいのは

「そんな状態でも電験三種は狙える」ということです。



【勉強時間の内訳】

理論 300時間

最も時間のかかる分野でした。

基礎的な数学を身に付けるまでにかかった時間は100時間程度でしょうか?

理論を学びながら、同時に過去問を通じて計算力を養っていく、という具合でした。

どうしても計算過程が分からない場合は、YouTubeで中学生向けの算数動画を観たりしました。

特に勉強初期の内は、電気の概念や全体像が分からない+数学も分からない

この状態が長く続くので最初は非常に苦労します。

しかし、数学力を身に付けてしまえば、理解に対する解像度がグッと上がります。

ここまでくると学習のスピードが格段に加速します。

理論で身に付けた計算力は、他の科目でも当然通用しますから

この理論科目が僕のような数学苦手人間にとって一番の壁だと言えます。

機械 200時間

基礎的な数学力は身に付けた上で、200時間となりました。

公式を覚えるまでが大変でしたね。

理論科目ほど複雑な計算は多くなく、「いかに公式を使いこなせるか」といった科目でした。

電力 150時間

電力科目は計算と文章問題が半々だったので、個人的には楽でした。
文章問題のような暗記は結構得意としていたので、この科目は得意でした。

法規 150時間

「法規は合格率も安定していて、比較的簡単」という話を聞いていたので

「暗記ゲーでしょ?ここまで来たら楽勝!」と思っていましたが

ふたを開けてみると最難関の科目でした。

個人的には、4科目の中で計算が最も難しかったように記憶しています。

出題範囲が広い、その上得点比率が高い。

「4科目の中でもう受けたくないのは?」と聞かれると間違いなく法規科目です。

合計 約800時間

Noteなどで○ヶ月で電験三種に合格!みたいな記事もありますが、

僕みたいに平々凡々の人間は、800時間必要としました。

結局、楽して受かる魔法のような勉強方法は実在せず、地道にコツコツ継続するしかありませんでした。

決して華やかな受験体験ではありませんが、

一人の人間の、泥臭い体験記として参考にして頂ければ幸いです。


【他人との比較】

他のブログや資格サイトでも良く見かけると思いますが

電験三種に必要な勉強時間500〜1000時間、というのは概ね間違ってないなと思います。
僕自身の800時間という結果も、この範囲にきれいに収まっています。

・数学力あり/なし
・電気知識あり/なし
・勉強時間(毎日 or 休日のみ)

この辺りで大きく左右されますから、本当に参考程度で見ておくべきですね。

【一番時間がかかる原因】

結論から言うと「数学」です。

電験に必要な要素は大きく2つあります。

  1. 高校1年生レベルの数学力
  2. 電気の基礎知識

②はほとんどの人がゼロスタートなので問題ありません。

問題は①です。

参考書や過去問の解説は「ある程度数学ができる前提」で進みます。

式変形や符号の扱いが当たり前のように出てくるので、

最初は本当に何をやっているのか分かりませんでした。

過去問を見ながら

「あぁ、ヤムチャが悟空とフリーザの戦いを見ている感じってこういうことか」

と、半ば絶望していたのを覚えています。

数学を得意とする方は、大幅に勉強時間を短縮できます。


【勉強期間との関係】

勉強期間は約1年ちょっとです。

ここまでかかった理由は

「休日特化型の勉強スタイル」だったからだと思います。

この内容については、別記事で解説します。


【勉強時間はあてにならない】

ここまで、勉強時間について解説してきましたが、

実のところ、勉強時間は当てになりません。

例えば、3時間勉強したとします。

ところがその日は眠たくて全く集中できませんでした。

結局、参考書を眺めながらぼーっとしていたら3時間が立っていました。

「よし、今日は3時間も勉強したぞ」と言って良いでしょうか?

ダメですよね。

逆に20分しか勉強していないけど、集中して過去問に取り組んだ場合

それは有意義な時間の使い方ですよね。

要は、時間の使い方次第で勉強の質が変わってきます。

なので、「今日は○時間勉強するぞ」と言う考え方は少しずれていて勿体ない。

正しい目標設定の方法は、「今日は理論の問○~問○まで解いてみよう」というような

勉強する範囲を具体的に決めるのが間違いないです。

具体的な勉強計画については、改めて解説します。

【ちょっと余談】

勤め先の大学院生に電験三種について聞いてみたことがあります。

彼の情報です。

・国立大学院生(かなり優秀)

・専攻は電気(専門は機械制御)

・研究でラプラス変換や偏微分を扱うことが日常

彼によると

理論科目と機械科目は、基本的な内容で解説をみれば理解できる。

「理論科目と機械科目は3か月時間をくれたら合格できると思います。電力と法規は専門ではないのでちょっと分かりません。とはいえ、イチさんのような完全に未経験の状態で独学で電験三種を目指すのは本当にすごいことだと思います」と言っていました。

ちなみに、「電験2種を合格できる人は神」と言っていました。

恐るべきですね、電験2種…




【まとめ】

・勉強時間は500〜1000時間(イチは800時間)
・未経験者はまず数学でつまずく
・勉強スタイルは人それぞれ
・勉強時間はあてにならない

以下の記事も良ければご覧になって下さい。

電験三種は独学・未経験でも合格できるのか?

電験三種の勉強する順番は?

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